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月下の棋士(12)

女流棋士・大和岬が気になる将介はその養父である大和天空についての情報を得ようとする。
だが、逆に岬に関わるのはやめろと忠告される。
最終戦のひとつ前の対局で、将介は岬に素直な自分に戻れというが、岬は今のままで構わないと言い放つ。
そのころ天空は将介に向けられた岬の優しい笑顔を写した一枚の写真を握り締めていた。
C級2組の最終戦。
将介に勝てば岬と対局するという滝川が待つなか、持ち時間残り2分で対局室に戻ってきた将介は、再び岬と対局をはじめる。
将介を手に入れるため、岬は必死になって将介の玉将を追う。
失禁しながらも対局を続ける岬だったが、ついに負けを認めた。
将介に実父の最後の賭け将棋の話を聞かされたとき、岬の瞳から涙がこぼれるのだった。
滝川対大和天空の名人戦第3戦はすでに、滝川の勝利が確定しているにも関わらず、天空は負けることもできないでいた。
いつしか、天空は名人の位ではなく、岬のために将棋を指していた。
それをテレビを見ている岬も感じていた。
ついに夜が明けたとき、対局戦場の庭の、桜の木の下に岬が現れるのだった。
「女がなんだ、友情がなんだ…、しょせん人間一人」といいながら将棋を指す将介に大和岬は、棋士として致命的な欠陥があると言い残し去っていく。
その言葉が気になった将介は岬のアパートへ行くが、岬から別れを言い渡される。
その帰り、鈴本が道路工事の誘導のアルバイトをしているのをみつける…。
C級1組の順位戦。
佐伯宗光との対局で、誰の目にも将介の負けは明らかだった。
しかし、将介だけはただひとり自分の勝利を確信し、笑顔さえ浮かべて指し続けている。
やがて、便所で自ら鏡にぶつけた将介の額から真っ赤な血が流れだした。
その血を見た佐伯は差し手を変更し、より完璧な勝利を目指すのだった。
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